著作権侵害対応手順書
Ano Newsでは、著作権を尊重し、著作権侵害コンテンツに対して適切に対応します。
本手順書は、著作権侵害の通報受付から削除までのプロセスを定めたものです。
1. 著作権侵害の定義
以下のような行為が著作権侵害に該当する可能性があります
- 無断転載: 著作権者の許可なく、他人の著作物(文章、画像、動画等)を複製・公開
- 引用の範囲を超える使用: 正当な引用の範囲(明瞭区別性、主従関係、必然性)を超えた利用
- 著作権表示の削除: 著作権者名やクレジット表記を削除しての転載
- 翻案権の侵害: 著作物を改変・翻訳して公開(著作権者の許可なし)
- 二次創作の無断公開: 原作者が二次創作を禁止している場合の二次創作物
正当な利用(侵害ではない)
- 引用: 出典を明記し、引用の範囲内(報道、批評、研究等)での利用
- 要約: 自分の言葉で要約し、出典を明記
- リンク: 他サイトへのリンクを貼る行為(著作権侵害には該当しない)
2. 通報方法
通報の手順
- お問い合わせページにアクセス
- カテゴリで「通報・削除依頼」を選択
- 以下の必要情報を記載して送信
必要情報
1. 通報者の情報
- 氏名(法人の場合は法人名と担当者名)
- メールアドレス
- 連絡先住所(任意だが、正式な対応には必要)
2. 著作物の特定
- 著作物の名称・内容
- 著作物が公開されている場所(URL、書籍名等)
- 著作権を有することの証明(著作権登録証、初出の証明等)
3. 侵害箇所の特定
- 侵害コンテンツのURL(Ano News上のタイムライン、記事等)
- 具体的にどの部分が侵害に該当するか
4. その他
- 著作権者であることの証明(または代理権限の証明)
- 通報内容が真実であり、善意で行うことの宣誓
受付確認: 通報受付後、できる限り速やかに受付確認メールを送信します。
情報不足の場合は、追加情報を依頼する場合があります。
※個人運営のため、対応にお時間をいただく場合があります
3. 対応フロー
注意: 個人運営のため、以下の対応期限は目安となります。状況により対応にお時間をいただく場合がありますので、ご了承ください。
ステップ1: 通報受付
- 通報内容の確認
- 必要情報がすべて揃っているかチェック
- 通報者への受付確認メール送信
ステップ2: 内容の確認
- 侵害の有無を確認(著作物と投稿内容の比較)
- 引用の範囲内か、無断転載かを判断
- 通報者が真の著作権者かを確認
判断基準:
- 明らかな侵害: 全文コピペ、画像の無断転載等
- 微妙なケース: 引用の範囲が不明確、要約か転載か判断困難
- 侵害ではない: 正当な引用、リンクのみ、事実の伝達
ステップ3: 投稿者への通知
明らかな侵害、または侵害の可能性が高い場合:
- 投稿者に著作権侵害の申し立てがあったことを通知
- 反論の機会を提供(7日間の猶予)
- 削除を検討していることを通知
ステップ4: 判断と削除実行
明らかな侵害の場合:
- 投稿者への通知後、即座に削除(または7日後に削除)
- 削除ログに記録(理由、日時、対応者)
- 著作権者・投稿者への削除完了通知
微妙なケースの場合:
- 投稿者からの反論を待つ(7日間)
- 反論がない場合 → 削除実行
- 反論がある場合 → 再審査(必要に応じて法律専門家に相談)
侵害ではないと判断した場合:
- 通報者に却下理由を通知
ステップ5: カウンター通知対応
削除後、投稿者から「著作権侵害ではない」という異議申し立てがあった場合:
- 異議申し立ての内容を確認
- 著作権者に異議申し立てがあったことを通知
- 再審査(投稿者の主張、著作権者の主張を比較)
- 最終判断(削除維持 or 復元)
4. 削除基準
即座に削除するケース
- 著作物の全文コピペ
- 画像・動画の無断転載
- 著作権者が明確に転載を禁止しているコンテンツ
- 商用著作物(書籍、有料記事等)の大部分を無断転載
慎重に判断するケース
- ニュース記事の一部引用(引用の範囲か)
- 画像の一部使用(サムネイル、引用の範囲か)
- 要約記事(要約か転載か)
- パロディ・批評目的の利用(フェアユースに該当するか)
削除しないケース
- 事実の伝達(著作権保護の対象外)
- URLリンクのみ
- 正当な引用(出典明記、引用の範囲内)
- 著作権が消滅した著作物(パブリックドメイン)
5. 免責事項
Ano Newsの立場
- Ano Newsは、著作権紛争の当事者ではありません
- 通報に基づき、中立的な立場で対応します
- 最終的な著作権の有無の判断は、司法に委ねます
責任の制限
- Ano Newsは、著作権侵害の申し立てに基づき、誠実に対応しますが、判断の正確性を保証するものではありません
- 削除後の損害(投稿者の損害)については、プロバイダ責任制限法に基づき、Ano Newsは責任を負いません
- 削除しなかった場合の損害(著作権者の損害)については、プロバイダ責任制限法に基づき、Ano Newsは責任を負いません
悪用への対応
虚偽の著作権侵害通報(フェイク通報)を行った場合:
- 通報者に警告
- 悪質な場合は、通報受付を拒否
- 法的措置を検討
6. 参考資料
著作権侵害に関するお問い合わせ
お問い合わせフォームへ(カテゴリ: 通報・削除依頼)
最終更新: 2025-11-14